はじめに
かもめマシーンでは、Theater Company ARICAに所属する女優・安藤朋子さんを迎えワークショップを開催します。
1977年に故太田省吾主宰の劇団「転形劇場」に入団し、日本現代演劇にとってマスターピースの一つである『水の駅』で演じた少女の役は、世代を超えて多くの人びとの脳裏に焼き付いていることでしょう。のみならず、現在も、ARICAに所属し、果敢に現代演劇の最先端を模索する安藤さんは、いったいどんな方法で自身の身体と向かい合っているのでしょうか? 今回、これまで培ってきたその方法論の一端に、ワークショップという形で触れる数少ないチャンスです。コメント
沈黙劇で知られる太田省吾さんの、様式性の高い作品にたずさわり、気づいたことがあります。
「私にとって様式とは、単にその形を見せるのが目的ではなく、自分自身を解き放つための手段である」と。
まずは舞台の上をゆっくり歩いてみませんか。
太田さんから受け取ったものは、けっして過去のものではなく、
私の表現の基本であり、いまも身体の中に息づいています。安藤朋子
安藤朋子プロフィール
1955年7月25日岐阜県生まれ。1977年、故太田省吾主宰の劇団転形劇場に入団し、88年の劇団解散まで在籍、その後も太田と活動を継続。2001年にシアターカンパニーARICAを演出家藤田康城、詩人倉石信乃とともに設立。美術家、音楽家、建築家らコアメンバーと制作を続けている。2005年カイロ国際実験演劇祭において、「Parachute Woman」の演技で、審査員特別賞のベスト・ソロ・パフォーマンス賞を受賞。近年はインドの演劇人との交遊を深めている
募集要項
日時:
2016年
6月18(土)、19(日)、24(金)、25(土)、26(日)
いずれも13時〜16時場所:みらい館たいめい(豊島区要町)
参加費:5000円(5日間。通し参加が不可能な場合、1000円/回の参加費となります)
定員:15名
主催・企画:かもめマシーン
参加資格:
俳優、ダンサー、演出家、振付家など舞台芸術に携わる方。
※全日程ご参加いただける方を優先いたします。※通しでの参加が難しい場合、メールにてご相談ください。
応募方法:
1 お名前
2 お電話番号
を明記の上、
kamomemachine@gmail.com までご連絡ください。申込締切:
6月8日24時まで
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